競技界におけるプロとアマチュアの違いとは?

競技界におけるプロとアマチュアを分かりやすく説明すると、プロは仕事として責任感を持って行なっているのに対して、アマチュアは趣味として楽しみを重視して行なっているという点が挙げられるでしょう。もちろん、どちらが良い・悪いということはないため、自分が競技を行なう意味を理解して進めていけば良いのです。

しかし、仮にプロなのにアマチュアのやり方をしていたとすれば、プロになるまで時間がかかってしまうこともあるかもしれません。それを間違えないためにも、社交ダンスを例に取って、プロとアマチュアの違いを分かりやすくまとめてみました。

社交ダンスにおける具体的なプロ・アマチュアの違いは?

具体的に社交ダンスを例にとって、どのようなモチベーションで臨めば良いのかを紹介していきます。プロの多くが認識してるであろう考えに対して、アマチュアは異なる考えをしている可能性が高いという、あくまで参考程度に比較していただければと思います。

社交ダンスを職業として収入を得ているかどうか?

プロは、社交ダンスを仕事として捉えています。お金を貰って他の人に向けてレッスンをしているために、それなりに責任が発生してくるわけです。そのため、自分自身に投資して良いものを作りだそうという精神は、人一倍強いといえるでしょう。

社交ダンスを収入源として生活しているわけですから、現状に満足しないで新しいものを作りだそうという感情があります。視野を広く持って、一般論だけでなく新たな可能性にも積極的に挑戦していくというわけです。

時間的融通がきくかどうか?

プロは収入源となる仕事として社交ダンスをした上で、自分自身の練習や研究にも励みます。アマチュアが自分の都合で社交ダンスの練習に専念していることと比較すると、プロは時間的制約がやや厳しいように感じるでしょう。大会に出場するかどうかも、自分の都合だけでは判断できないということです。

自由度があるかどうか?

アマチュアには特に厳密な決まりが定められているわけではなく、ご自身が納得いくように社交ダンスを練習している方が多いかもしれません。これに対してプロは、基礎・基本をベースにした上で、新たな可能性を求めて高いレベルを追求するというのです。

つまり、あれもこれもと要領よく器用に物事をこなせる性格だとすれば、ややプロ向きの素質があるといえるでしょう。

楽しむことがメインかどうか?

アマチュアは趣味として社交ダンスに取り組んでいるため、時には辛いことはあるかもしれませんが、基本楽しく学ぶことをモットーとして練習している方が多いのです。これに対して、プロは仕事として取り組んでいるわけですから、仕事を変えない限り、責任感を持ってあらゆる苦難にも耐えなければいけないでしょう。

共に社交ダンスが好きであることには変わりないのですが、責任があるだけでプレッシャーも強く感じてしまう傾向にあるわけです。

常に高い目標に向けて完成度を追求するかどうか?

プロは新たな可能性にも挑戦して、その際に生じる達成感を大切にしています。そのため、1つの達成したい目標を立てて、それに向けて今できることを順番にこなしていくことが多いのでしょう。個人によって何を目指すかも変わってくるため、プロにもそれぞれのカラーがあるのかもしれません。

また、アマチュアは楽しむこと重視に対して、プロは少しの間違いも許されないストイックな世界です。その完成度を追求する精神力の強さも、他の社交ダンスを愛する方々の模範になっているというわけです。

まとめ

プロにしてもアマチュアにしても、社交ダンスが好きなことに変わりありません。どちらが優れている・劣っているという問題ではないため、それぞれに良さがあると捉えるのが望ましいでしょう。

この記事を読むことで、プロとして挑戦しようか、アマチュアとして楽しんでいこうかと、道に悩んでいる方々に対して少しでも参考になれば幸いです。