社交ダンスは、そのきらびやかさが大きな特徴ですが、そのきらびやかさにさらに大きな力を与えているのが、ドレスです。それほど社交ダンスにおいてドレスは極めて大きな影響力があります。

社交ダンスにおけるドレスの存在

社交ダンスは、現在モダンダンスとラテンアメリカダンスの2つがあります。服装はこの2つのダンスにとって特徴的なものとなります。モダンダンスの場合は、男性は燕尾服を着用して、女性はロングドレスを着用します。ラテンアメリカのドレスに関しては、基本的に自由とされていますが、傾向としては女性のドレスは大胆で露出が多いものとされています。なお、社交ダンスの場合は、ダンスとドレスが一体化すること爆発的な相乗効果が生まれるので、他のダンスと比べても特にドレスの存在が大きいダンスです。特にドレスのこだわりに於いてカラーが重要で、自分たちのダンスの個性がどういうカラーなのかということをしっかり考えます。したがって、このカラーが好きだからという理由で選ぶのではなく、自分たちのダンスにふさわしいカラーはこれということで決める場合がほとんどです。その理由としては、特に競技ダンスの場合には、自分たちの個性をアピールする場ですので、ドレスとそのカラーがとても重要な要素になるのです。

もう少し、ダンスにおけるドレスについて、もう少し深掘りをしたいと思います。それは、今までもお話をしているように社交ダンスの場合は、ダンスとドレスが一体化されることで、そのダンスの評価を受けるからです。社交ダンスというスポーツは、自分たちのダンスを審査員に見てもらって、そのダンスが良いか悪いかというものを審査してもらうスポーツです。

同じ審査をしてもらうスポーツで、スキーの技術を競う基礎スキーというスポーツがありますが、基礎スキーなども、自分の体の動きがどのように動いているのかということをわかりやすくするためにそれが審査員に伝わるようなウェアを着ます。例えば自分の足がどのように動作をして、どのようなスキーが出来ているのかということを伝えることがスキーウェアを選びます。それは体の動きを審査員が高評価をするため、選手は自分の技術に自信があるので、体の動きがわかりやすいウェアを着用するからです。

社交ダンスに関しても同じで、いくらダンスだけが良くても駄目だし、もちろんドレスだけが良くても審査員に自分たちのダンスを100%伝えることが出来ません。自分たちのダンスを審査員に伝えるためには、ダンスの技術と、ドレスがそのダンスにしっかりマッチをしている事がとても重要です。それほど、ダンスにおけるドレスというのは大きな位置を占めているのですが、その理由は、社交ダンスの場合に、ダンスとドレスがマッチすると、爆発的な相乗効果が生まれるからです。

社交ダンスで映えるドレス

では、この大事なドレスを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか。その答えはダンスのドレスを選ぶためには、自分たちの個性というものを理解することが重要です。そのためには、自分たちが第三者からどのようなダンスをするのかということを知る必要があります。そして自分たちのダンスの特徴は何かということです。社交ダンスをする場合にとても大事なことは、個性的であるということがとても大事です。それは他の社交ダンスのカップルと同じようであれば、技術的な差異を見出すのが、審査員としても難しいからです。したがって自分たちのダンスが、どういう個性があり、他のダンスカップルとどう違うのかということをしっかり見出すことが必要です。例えば、自分たちのダンスはすごく技術的に高い所にあるところをクールに見せたいというのであれば、ブルーが良いでしょうし、とても情熱的であるということであれば、赤が良いでしょう。